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シュド・ウエスト SO.9000 トリダン : ミニ英和和英辞書
シュド・ウエスト SO.9000 トリダン
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。


シュド・ウエスト SO.9000 トリダン ( リダイレクト:SNCASO トリダン ) : ウィキペディア日本語版
SNCASO トリダン

SNCASO SO.9000 トリダン(SNCASO SO.9000 Trident)は、1950年代フランスの複合動力プロトタイプ要撃機超音速で飛行する能力を有していたが、1957年7月、試作機12機が製造された時点で計画は中止された。
==設計と開発==
フランス空軍は、SNCAOに拠点防衛要撃機の開発を命じ、研究は1948年10月から開始された〔Gunston 1981, pp. 218—219.〕。提案された機体は、主動力をSEPR社のロケットエンジンとする肩翼機で、増強のために翼端にターボジェットエンジンを装備した。初飛行は1953年3月2日に、テストパイロットのJacques Guignardによって実施されたが、ターボジェットのみを使用したために、離陸には滑走路一杯を使う必要があった〔。1955年3月から、ダッソーが製造した合計推力7.34 kN(1,654 lbf)のアームストロング・シドレー ヴァイパーターボジェットエンジンを装備したトリダン Iが飛行試験を開始した。このエンジンのおかげで、ロケットエンジンを使用しない場合でも、緩降下時にマッハ1を超えることが出来た〔Jane's All the World's Aircraft 1956/7, pages 154-5〕。
トリダンの試験飛行は、ノンフィクションライターのBill Gunstonによると、1954年9月にロケットエンジンが装備されるまでは「身の毛がよだつ」ようなものだったと描かれている。18ヶ月間に100回以上の試験飛行が実施され、最高速度はマッハ1.8、到達高度は20,000メートル(65,000 ft)に達した〔。
トリダン IIのうち1機は、1957年5月21日に、事故のため失われた〔''Flight,'' 1957 Retrieved: 15 October 2010〕。
計画は1957年7月に中止された。これは有人航空機ではなくミサイルに重点を置くという、英国の1957年防衛白書の影響を受けたものであった〔。また、トリダンよりさらに高性能で実用性の高いミラージュIIIの開発が成功(1956年11月17日に試作機が初飛行)したことも影響している。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「SNCASO トリダン」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 SNCASO Trident 」があります。




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